今回の記事ではフィリピン留学について書いていきます。
私自身フィリピンには、セブ、バギオなどに語学留学や観光で6週間ほど滞在し、フィリピン人の友達が何人かいます。その経験を踏まえて、フィリピン留学を検討している人向けに解説していきます。
フィリピンは安全?
フィリピンって安全?危険じゃないの?とよく聞かれます。
確かに世界的にも非常に治安の良い日本と比べると、多少は治安が悪いということになりますが、経験上普通に生活する分には問題ないと思います。
フィリピン人に治安について聞くと、以前はドラッグやレイプなど酷かったみたいですが、日本でも有名なフィリピンのトランプことドゥテルテ元大統領が薬物販売を厳しく取り締まった結果、現在ではかなり治安がよくなっています。
実際フィリピンで過ごしていて、特に危険な目にあったことはなかったです。ただ一部スラム街や風俗街などあるので、そういったところを避ければ基本的には問題ないと思います。
そのためフィリピンでは一人旅をしている日本人女性とも会いましたし、知り合いで英語の英才教育で母・息子で語学留学している家庭もあります。
また、日本からODAという形で支援が行われており、セブなどに行くと至る所で日本の国旗や日本食レストラン、たこ焼き屋など見ることができ、日本人には過ごしやすい国です。
語学学校での授業の様子
フィリピンでの留学先として、主にセブとバギオがあり、私は勉強に集中したかったのでバギオに留学しました。留学先はMonolという学校です。スパルタ校として知られており、丘の上にあって景色も良いのでおすすめの学校です。
授業はコロナ化(渡航時2020年2月)ということもあり、集団授業がなく1:1の90分の授業3コマ(リスニング・リーディング・スピーキング)とオプションで60分のワーキングホリデー面接対策講座を受けていました。先生は全員フィリピン人講師で、全て英語で授業が行われます。
日常会話コースを受講したのですが、
正直なところ最初は非常に辛かったのを覚えています。
外国語学部出身ということで英語力には多少の自信があったのですが、全て英語ということで中々授業の内容を理解出来ませんでした。そして思うように自分の言いたいことを伝えられないもどかしさがありました。留学生との会話でもうまく自分の言いたいことが伝わらず、後で英語表現を調べるといったことを繰り返していました。
テキストは基本的には大学受験の英語の問題集のようなもので、単語を事前に宿題で調べておいて、授業内で読んで、聞いて演習をするといったことをしていました。
授業を受けて大学受験レベルの英語力では圧倒的に語彙力とリスニング力が欠けていることを実感しました。
この経験があったために、日本に帰国後は単語とリスニングの強化を英検の勉強を通して行い、最終的には英検1級を取得することが出来たので留学の効果はあったと思います。
英語力を伸ばすにはどうすればいいか?
ここまでフィリピンや留学先での授業の様子を説明してきました。
留学を経験して学んだことは受験英語と日常英会話は違うということです。
受験英語では完璧に単語を覚えなくても、なんとなく覚えていれば問題が解けます。また時間的余裕もあります。一方で日常会話になると相手はこちらの理解とは関係なく、ものすごいスピードで英語を話しますし、時に意見を求められることもあります。
そのため英語を話すためには、英語表現をしっかり理解することが重要ですし、それでいてより詳細に伝えるために語彙を増やしていくことが必要になってきます。
つまり使える表現を増やしていくことが大切です。
この学びを得たのも英語が理解出来ない、うまく伝えることが出来ないという挫折を味わったためなので、ぜひ皆さんもフィリピン留学に挑戦してみませんか?
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