私は大学時代、アメリカの大学に1年間交換留学をしました。
その際、GPA3.9を獲得し、Dean’s listという成績優秀者リストに載ることができました。
私は日本生まれ、日本育ちのどこにでもいる学生。
そんな私が現地学生に混ざり授業を受け、留学生として多少なりとも言語のハンデがある中で、好成績を取るために実践したことをお伝えしようと思います。
もちろん「一生懸命勉強する」ことは大前提です。
これから交換・正規留学など、実際に海外の大学で授業を受けようとしている人にはもちろん、ただ単純に留学に興味がある人にも、アメリカの大学ってこんな感じなのかと少しでも参考にしていただけたら嬉しいです。
ライティングセンターなどの活用
留学中の私のモットーは、「使えるものは何でも使おう!」でした。
ある程度有名な大学なら、留学生用のサービスというものが少なくとも用意されています。
私の留学した田舎の大学でも、留学生用に「ライティングセンター」が設けられていました。
ライティングセンターでは、英語教師を目指す学生や英文学部の学生などがボランティアで留学生のライティングをチェックしてくれます。
もちろん無料で何度でも利用可能です。
私が受けていた授業では毎週、小レポートが課題として出されていたので、よく添削してもらっていました。
いくら英語を事前に勉強していたとしても、やはり英語で文章を書くとなると不安です。
そのためネイティブが見ても不自然な英語ではないか、大学レベルの文章になっているかをチェックしてもらえるライティングセンターはすごく便利な制度でした。
その他にも大学によっては様々な留学生用のサービスがあると思います。
ぜひ活用できるものはたくさん活用するよう心がけてみてください。
出席は絶対!
私はどの授業にも1日も休まず出席しました。
もちろん出席を取らない授業もありますし、体調が悪ければ難しいですが、
「高い学費を払っているんだから元を取ってやろう精神」
で出席は必ずするよう意識していました。
特に私が受講していた授業は先生が出席に重きを置いていました。
あくまで私の経験ですが、日本の大学は「何回までは休んでOK、それ以降は成績に影響する」というのが多かった印象です。
しかし留学先の授業では、出席に関しては完全に「減点方式」でした。
全出席が100点だとして、そこから一回でも休むとマイナス-10点といった感じです。
出席点は全体の評価の一部に過ぎませんが、それでも何回も休めば減点は大きくなります。
ぜひ、できるだけ授業には全部出席するよう心がけてみてください。
※一見厳しいように聞こえますが、就活などしっかりとした理由があれば欠席は認めれていたようなので、そこはある程度柔軟なのかもしれません。
任意の課題もしっかり取り組む
最後の1つは、「任意課題にも取り組む」です。
これは私が一番意識していたことでもあります。
これも授業によると思いますが、私の場合は先生が救済措置として任意の課題を出してくれていました。
これはテストの点が不安な人のために、任意だけど提出したら加点してあげるよ、というものです。
私は言語学の授業を取っていましたが、テストだけでは不安だったため任意の課題である「手話の動画」にも取り組みました。
ASLというアメリカの手話で歌を歌い、動画にして提出するというものでした。
一人で自分を動画に撮って提出するというのは非常に恥ずかしかったですが、そのおかげで加点されました。
もちろん任意なので提出しなくても良いのですが、少しでも加点されるチャンスがあるのならめんどくさがらず是非取り組んでほしいと思います。
以上がGPA3.9を獲得した私が意識していた勉強法です。
【P.S.】図書館で勉強すると良い
余談にはなりますが、アメリカの大学で勉強する際は是非「図書館」で勉強してみてください。
海外の大学の図書館は非常に充実していて24時間開館しているところも多く、勉強するには最適の場所です。
また、なんといっても「現地の学生が一生懸命」です。
アメリカでは多くの学生が奨学金をもらっていることや、卒業の難易度が非常に高いことから、みんな一生懸命真面目に勉強しています。
彼らと一緒の空間で勉強することできっとモチベーションも上がり、勉強のやる気も上がってくると思うので是非勉強する際は図書館に行ってみてください。
最後に
最後になりますが、私はこの交換留学で現地の学生に混じり対等に勉強する中で、自分が感じていた言語のハンデやコンプレックスというものが消えたと感じました。
そして、好成績を取ることができ、こんな自分でもやり遂げられたんだ!という大きな自信に繋がりました。
この記事が少しでもみなさんの留学の際の参考になったら嬉しいです。
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