20年間働いてきた中で、
「短期間でもいいので、いつかは語学留学をしてみたい」
とぼんやりと考えていました。いつか・・・でも、仕事が、キャリアが・・・行けない理由をずっと探していたように思います。
では、どのようなきっかけでマルタ留学を叶えたか、お伝えしたいと思います!
留学のきっかけ
転職した会社で、英語学習者への支援→TOEICを猛勉強!
転職した会社では、TOEIC受験・スコア獲得の条件付きで、英語学習希望者へ授業料の支援がありました。希望者は立候補できるとのことで、思い切って手を挙げました。
今まで避けてきたTOEICの勉強でしたが、これも何かの縁かもしれない・・・と、単語から地道に取り組むことに。
1年後には730点取得できるように、朝の時間を利用して勉強をスタート。
継続学習が実り、成果が出ました!
1年後のIPテストで820点を取得。
続けていれば結果が出るのかと、とても感動しました。
さらにGWや年末年始休暇を利用し、オンライン留学にも挑戦。
自宅にいながら英語漬けで勉強ができることを、心から楽しめるようになりました。
ただ、やっぱり・・・
英語学習が楽しくなってくると、
「やっぱり語学留学がしたい」
その気持ちがますます大きくなりました。
職場で英語学習の支援を受けている中で、自分の本当の気持ちがわかったように思います。
また、その頃から海外の入国制限も解かれてきたこともあり、退職し留学することにしました。
不安はかなりありましたが、心から行ってよかったと思える経験ができました。
マルタに決めた理由
留学先の決め方は、英語プラス何がしたいかが決め手。
昔からの夢を叶えるのもよし、イメージで決めるのもよし。
授業料や生活コスト、安全面を考慮して選ぶことも。
私は以下の3点が外せないことから、マルタ共和国に行くことに決めました。
・授業料が比較的リーズナブル
・留学期間中に近隣国を旅したい
・英語圏の国には特にこだわらない(自分自身の英語力が未熟なため)
マルタ留学中の体験
年齢、世代、国の枠を越えて。
クラスメイトの国籍は様々。
ブラジル、コロンビア、トルコ、イタリア、フランス、韓国、日本。学生から社会人、定年後の方まで。
もちろんみんな「英語を学びたい」その情熱に溢れたクラスでした。
文法が間違っていてもどんどん発言し、なかなか話に入って行けず、最初の1~2週間は
「どうしよう、ついて行けない」
そればかりでした。
人との出会いが、その後を変える
授業について行けない私が、下のレベルのクラスに移ろうか悩んでいると、
「入学時に受けたレベルチェックは正しいものだと思っているし、一緒に学べないのは寂しい」
とトルコ人の彼女は励ましてくれました。
授業が3週目に差し掛かった頃、クラスでも変化がありました。
授業以外で英語を話す機会がない、そのため土日休んで月曜日の授業では、英語が出てこない人もちらほら。
「どうしても寮では、同じ国の仲間同士で固まって、母国語で話すね」
とクラスメイトが言っていたのが気になりました。
確かに授業後に英語を話す機会がない、授業だけでは身につかないと考えました。
意欲的なクラスメイトには声をかけ、WhatsAppグループで時間がある人を呼びかけ、放課後にカフェや寮のフリースペースで、一緒に宿題をしたり、毎日雑談をしたりしました。
授業だけではわからなかったクラスメイトの話を聞き、共感したり、学んだり、より絆が深まるきっかけとなりました。
フリートークをする中で英語を学ぶ、それ以上に何かを「伝えたい」ということが、英語上達の鍵なのではと思いました。
最後に
年齢を重ねた分だけ、経験があり話せるネタがある
今さら留学なんて、と少しでも感じた方。私もそうでした。
実際行ってみると、他の国々の方も年齢問わず「学びに前向き」で、話題も豊富。
定年後にさまざまな国で語学留学を経験している方にも出会いました。
何かを学び続けるってとても素敵。
学び続けている人に出会えることが、何より刺激になりました。
また、私が入学した語学学校は講師を定年後、再雇用で戻って来ている方もいて、先生たちから学ぶ「人生観」や「世界観」を英語で聞く機会に恵まれました。こんな話はもしかしたら退屈に思う方もいるかもしれません。
いろんな経験を経てみると、「こんな考えもあるかも」と柔軟に受け止められました。
これは年齢のおかげかもしれません。
マルタ留学は、私にとって英語で知らない世界を学べる絶好の機会になりました。
迷っている方にエール
いつかやってみたい、と迷っている方。勇気を出して短期間でも飛び出してみませんか?
夢は自分自身で叶えるものだとようやく気がつきました。
その先にはかけがえのない経験が待っています。
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