ワーキングホリデーは、海外への憧れや興味がある方ならだれもが知っている制度ですよね?
ワーホリ滞在中は、語学学校に通うことができ、現地で自由に働くことができます。
また、旅行についての制限もなく、「学ぶ」「働く」「旅する」「暮らす」の4つを1年間で満喫できる、とても充実した日々を過ごせる制度だと思います。
現在、日本国籍の方でワーホリ制度が利用できる国々は、全部で29か国あります。(2023年8月1日現在) 数多くある国の中で、選ぶべきはどの国なのでしょうか?
今回は、ワーホリで人気の国と穴場の国について、各国特徴別にご紹介したいと思います。
ワーホリで人気の国3選
オーストラリア
日本が初めてワーホリ制度を開始したのは1980年、最初の国はオーストラリアでした。
オーストラリアでは多くの国とワーキングホリデービザを交わしており、ビザの取得が比較的容易なため、ワーキングホリデーをしやすい環境が整っています。
特にシドニーはオーストラリア最大の都市であり、美しいビーチやアイコニックな観光スポットが魅力的です。仕事の機会も多く、国際的な環境で様々な経験ができるでしょう。
ニュージーランド
ニュージーランドは、世界平和度指数ランキングで2017年から2位に位置しており、世界的にも治安が良いとされる国です。
そのため、初めての海外生活で不安な方でも、治安の面で心配することなく滞在できるでしょう。
また、ニュージーランド人はフレンドリーで親しみやすい性格が多く、異国の地であっても心地よく過ごすことができます。
現地で車を利用したい!と考えている方は、ニュージーランドは左側車線ですので安心して運転できるのではないでしょうか?
カナダ
カナダもワーキングホリデー先として非常に人気のある国です。
治安も良く、制度も充実しており、現地には緊急時に日本語サポートが受けられる環境もあります。
最も人気な地域はトロント、バンクーバーであり、多文化とトレンディな地域であるため、充実した日々が過ごせるでしょう。
人気の国へワーホリ!!メリットとデメリットは?
メリット
人気の国へワーキングホリデーに行くメリットは多岐にわたります。
・英語学習が充実している
人気のある国々は通常英語が公用語として使われています。
ワーキングホリデーでこれらの国に行くことで、日常生活や仕事の中で英語を使用する機会が増えると考えられます。
・異文化体験
人気のある国々は多くの異なる文化が共存しており、現地の人々と交流したり、行事やお祭りに参加したりすることで、異文化体験ができるでしょう。
・国際的な友人との出会い
人気のある国々は、日本だけでなく、様々な国から留学生を受け入れています。
そのため、ワーキングホリデーに参加することで、国際的な友人との出会いが増えます。異なる国籍の仲間と共に時間を過ごすことで、グローバルな視野を持つことができるでしょう。
デメリット
ビザも比較的取りやすく、現地での充実した制度を受けられるなど、多くのメリットがありますが、目的によってはいくつかのデメリットも考慮する必要があります。
・生活費が高い
カナダやオーストラリアは生活費が比較的高いです。
特に大都市圏では住居費や食費がかさんでしまうことがありますが、アルバイトの時給は日本と比べて高いので、仕事を見つければ問題ないでしょう。
・語学向上への不安
カナダやオーストラリアは日本からの移住国としても人気があり、ワーホリだけでなく大学留学や親子留学など、現地には多くの日本人がいると考えられます。語学学校の生徒の大半が日本人だったという話も聞くほどでしたので、ワーホリでも語学向上を重要視したい方は、学校の国籍比率や事前調査はしておくと良いと思います。
また、日本人が多い地域を避けることも検討する価値があるといえるでしょう。
しかし、ホームステイをすることや、積極的にイベントに参加したり、ボランティアを行うなど、語学力を向上させるための方法は多くありますので、一概に日本人が多くいるからということがデメリットにはなり得ないと思います。
あなたに合った目的や文化の魅力等で、留学先を決めると良いでしょう。
ワーホリで穴場はどこ!? 3選
ワーホリで人気のある国には、年間何千人もの人たちがワーホリする一方で、少し他とは違った地域に行き新しい体験をしたい、英語環境に身を置きたいという方々から好まれるエリアが存在します。
今回は、その中でも3カ国ご紹介します!
クイーンズタウン(ニュージーランド)
クイーンズタウンはニュージーランドの南島に位置する美しいリゾート地で、アドベンチャースポーツや自然を楽しむことができる人気の観光地です。
しかし、ニュージーランドの他の街と比べて滞在する日本人留学生は少ないため、厳しい環境に身を置きたい人には、比較的穴場の都市といえるでしょう。
始めの数ヶ月はオークランドでしっかりと英語を学び、現地での海外生活に慣れたら、クイーンズタウンや好きな地域で働いたり、大自然をめぐる旅をするなどニュージーランド内だけでも十分海外生活を満喫できるのでおすすめです。
ダブリン(アイルランド)
ダブリンはアイルランドの首都で、カフェ文化や歴史的な観光スポットが魅力的な都市です。
アイルランドはワーキングホリデーのプログラムが充実しており、若い世代に人気のある目的地です。
その中でもダブリンは、他の英語圏の都市と比べて滞在する留学生が少ないことから、穴場として人気です。
そしてアイルランドは欧州に位置しており、他のヨーロッパ諸国へのアクセスも便利。ヨーロッパ各地を旅行することができるため、留学中に他の国々を訪れてみてはいかがでしょうか?
モントリオール(カナダ)
モントリオールはカナダで最も人気のある都市の一つですが、トロントやバンクーバーと比べて日本人留学生が少なく、比較的穴場とされています。
モントリオールは、カナダのケベック州に位置しており、フランス語が公用語として使われています。街中の駅名や店舗名などはフランス語ですが、英語とフランス語のバイリンガルな環境での滞在が可能です。
北米のヨーロッパとして有名なモントリオールは、ヨーロッパ風の建築と街並みが魅力的なエリアです。
さらに、年間を通じて様々な文化、音楽イベントやフェスティバルが開催されることでも知られています。
そのため、街全体が活気のある地域で、充実したワーホリ生活を経験できるでしょう。
これらの都市は、ワーキングホリデー制度が充実している国であるため、ビザが取りやすいとされています。
なによりも、他の都市と比べて留学生が少なく、より現地の文化や言語に触れる機会が増えると思います。
半年ごとに大都市・地方都市と、住む地域を変えて生活するのもよし!
穴場の都市でのワーキングホリデーは、新しい経験を求める方にとって魅力的な選択肢となるかもしれません。
ぜひあなたに合った国と地域を探してみてくださいね!
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