私は新卒から約5年間企業で働いたのち退職、念願だった海外留学へ!
カナダのモントリオールにて1年間のワーキングホリデーを経験しました。
私は、多くの選択肢の中から悩んだ結果ワーホリを選択しましたが、あなたに合う留学方法はどのようなものでしょうか?
色々な選択肢がある中で、今回はワーキングホリデーとコープ留学の違いについて、お話ししたいと思います。
ワーキングホリデーとコープ留学(COOP留学)の違いとは
ワーキングホリデーとコープ留学の大きく違う点は、
・目的
・期間
・学業
・年齢制限の有無
の4点と言えるでしょう。
ワーキングホリデー
若干の休暇を取りながら現地で働くワーキングホリデーは、社会人にとって新しい経験と学びの場となります。
通常1年間のビザが発行され、異国の文化や生活を体験しながら、現地で仕事を経験することを主な目的としています。1年という短い期間で雇っていただくため、現地での仕事は観光業や農業、ホテルやレストランなどでのアルバイトが一般的です。(もちろんスキルによって可能性は無限大です!)
現地で収入を得られるため生活面では苦労する事もなく、合間での隣国への旅行も楽しみながら充実した留学生活を送ることができるでしょう。
生活と仕事を目的としているため、学校に通う必要はありませんが、やはり現地で1からコミュニティーを見つけることは難しいですよね。
ワーキングホリデーでは、語学に不安のある方でも最大6ヶ月間は語学学校へ通うことができ、同じく留学中の新しい友人やコネクションを築くことで、将来のキャリアにもプラスになる可能性があります。
では一方で、コープ留学との違いはなんでしょうか?
コープ留学
コープ留学での最大の魅力は、学業×仕事がセットになっている「勉強しながら働ける」という点です。
ワーキングホリデーでは語学学校は自由選択、そして自分で仕事先を探さなければならないのに対し、コープ留学では、専門学校で講義を受けた後、有給のインターンシップを紹介してもらえるというカナダ独自のプログラムです。
一般的にグループでの留学が多く、複数の留学生が同じ時期に留学するため、仲間とともに学び、交流する機会が豊富であると思います。
専門学校へ通うため、授業内容はビジネス系やホスピタリティ、IT系など様々な中から選択し、8ヶ月以上(最大2年間)学校に通うことが可能です。
学びたい分野や渡航期間によって多くの選択肢がありますが、自分の興味のある分野をとことん学ぶ事ができるので、とても充実した留学生活が送れるでしょう。
ワーキングホリデー | コープ留学 | |
目的 | 海外生活・仕事・旅行 | 海外生活・学業・仕事 |
期間 | 1年間 | 8ヶ月~2年間(学校により異なる) |
学業 | 語学学校(最大6ヶ月) ※行っても行かなくてもOK! | ビジネス系やホスピタリティ、IT系など |
年齢制 | 18~30歳(31歳の誕生日を迎えるまで) | 制限なし |
自分に合った選択肢を見極める方法
どちらも魅力的ですが、選ぶ際の見極める方法としていくつかの点が挙げられます。
ワーキングホリデーでは、仕事の種類や給与が限られている場合があり、言語の壁にも直面するかもしれません。
一方でコープ留学は、一定レベルの言語能力が必要であり、また留学中は集中的な学業負荷があるため、自分の目的と能力に見合った学習スタイルを選択する必要があります。
なにより、ワーキングホリデーは年齢制限がありますが、コープ留学には制限がありません。
学生時代や30歳までにワーキングホリデーを経験した後、また数年後コープ留学で年齢関係なくさらなるスキルアップを目指す事もできますし、その反対も実現可能ですよね。
私は、言語習得と海外生活、現地での収入を得る事が目的だったのでワーキングホリデーを選びました。
なにより自由度の高いワーキングホリデービザを利用し、アメリカ・ヨーロッパ・中南米への旅行へ行ったり、自分の趣味であるクラフトアート教室(陶芸やジュエリー)に通ったりと、とても充実した日々を過ごす事が出来ました!
経済的余裕や、自身の求める経験をあらためてしっかりと考え、留学先なども総合的に考慮し、最適な留学システムを選択するべく情報はたくさんあると良いでしょう!
ワーキングホリデーも、コープ留学も、どちらも魅力的な留学システムなので、是非検討してみてくださいね!
番外編. より充実した生活を!コンボで利用する留学スタイル
私が実際にカナダで出会った留学生の中で、以外にも多かった留学スタイルは、
学生ビザ×ワーキングホリデーを掛け合わせたコンボスタイルでした。
主な目的は、1年間丸々働きたい!でもその前に語学学習と、現地での生活を楽しみたい。
まず、学生ビザの期間中に言語留学を行い現地での語学力向上を目指します。より自信を持って言語を使いこなせるようになったのち、ワーキングホリデービザに切り替え、現地で仕事を行うというもの。
1年間以上の滞在を目的とし、また、長期間で現地の人々と交流したり、地元のイベントに参加したりすることで、より深い文化体験を得ることができます。
まさに、言語も学びたい!仕事もしたい!自由に旅行もしたい!という方におすすめの方法ですよね。
しかし、学生ビザ×ワーキングホリデーを掛け合わせるには各国の法律やビザの制約を理解し、適切な手続きを行うことが重要なので、留学生はこれらの目的を実現するために、計画と準備、下調べはしっかりと行いましょう!
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