私は、1年間NYの語学学校に通いました。
初めての留学でなにもわからないまま迎えた語学学校の初日について今回は話します。
語学学校に着くまでに一苦労
語学学校の入学日前日の夜にアメリカに到着し、時差ボケが残っている状態でその日を迎えました。大雨だったことを今でも覚えています。
ホームステイ先から学校まで電車で30分ほどでしたが、NYの電車に乗ったことがなかったので少し早めに向かいました。
ここで事件。
切符の買い方、どの電車に乗れば良いか分かりません。
Googleで調べていたらあっという間に時間が経っていました。
急いで電車に乗り、学校に向かいましたが、乗り換えの電車が分からずに大雨の中3駅分走って行きました。
もちろん傘を買う時間はなかったので学校に着いた頃にはずぶ濡れ。
なんとか時間に間に合い、一息ついていたら部屋に案内され入学式が行われました。
その日は約15人ほどいましたが、その中で日本人は3人くらい。他は外国人で部屋に入った時は経験したことない雰囲気で緊張しました。学校のルール等を先生が話してくれましたが、英語が分からず何一つ理解できませんでした。
問題がわからないテスト
その後、クラス分けをするためのレベルテスト。
ライティングとスピーキングの結果、一番下のクラスの最下位でスタートすることになりました。
当たり前のことですが、問題文も英語なので問題すら理解できませんでした。そもそも先生の話が理解できなかったのでなんのテストをやらされているのかすら不明でした。
そのくらい英語ができなかった私の快進撃はまた別のページで紹介します。
英語は全くできなかったですが、その当時、私には謎のプライドはありました。
テスト後の休憩時間、英語ができないことを他の人に見破られないよう、舐められないようにとにかく透かした態度をとっていました。
背中を反って、足を組んだり、肩肘をついて携帯を触ったりしていました。
見ていた携帯のページは、留学関連で届いた全く理解できない英語のみのメールの文面。
非常に細かいところまで演技していたわけです。少なくともこの休憩時間までは英語ができる人に見えていたでしょう。
現実を知らせてくれたトルコ人
休憩後、みんなで仲良くなろうみたいなテンションでレクリエーションが行われました。2人1組で行うもので、簡単な地理クイズを2人で相談して回答するというしょうもないものでした。しかし、このゲームで留学生活初の壁にぶち当たることになります。
違う国の人同士で、ペアを組まされるのですが初めに組んだトルコ人、次に組んだまたまたトルコ人の英語に驚かされたのです。
めちゃ英語喋れるやん…
ていうか先生と普通に会話してやがるこいつ…
語学学校来る必要ないやろ
内心このように思っていました。
2人とも顔は40代後半ですが、年は同世代。余計に悔しかったです。
また、ゲームの回答を考える時も会話が成り立たず舌打ちされたことは一生忘れません。後日、廊下ですれ違った時も見下されているかのような態度をとられました。正直2人のことは嫌いでした。3ヶ月くらいで2人とも卒業したのですが、卒業時に嬉しいと思ったのはこの2人だけです。
レクリエーションが終わった後、語学学校初日が終了しました。
このままではやばいと思い、すぐ家に帰り英語の勉強をしたのを覚えています。
まとめ
英語に自信がなく、留学に初めて行く人にとっては非常に緊張する1日だと思います。他の生徒との英語レベルの差に落ち込んだり、不安を感じるかもしれませんが大丈夫です。
アジア人以外は、基本英語に近しい言語が母国語なので英語が話せるように見えて当然です。
もちろん数ヶ月経てば多少は英語にも慣れてきます。
ですので、初日で落ち込んだとしても私のようになんとかなるので安心してください。
コメント