今話題のワーキングホリデーですが、仕事の種類、仕事内容、給料について気になる方も多いのではないでしょうか。
私もニュージーランドに来た当初は「ニュージーランド ワーホリ 仕事」でよく検索をしていました。
今回はニュージーランドでワーホリを始めて5ヶ月目の私が、ニュージーランドワーキングホリデーの仕事について徹底解説します。
ワーキングホリデーで人気のある仕事7選
ワーキングホリデーといっても、どのような仕事があり、その中で人気のある仕事はなにか気になりますよね。
ここでは、ワーホリで人気のある仕事とその仕事内容、そして気になるお給料事情を解説します。
ニュージーランドの最低賃金は2023年11月現在、22.70NZDとなっております。
ジャパニーズレストラン
まずは、王道と言っても良いほど、人気があるのはジャパニーズレストランです。
ジャパニーズレストランと一括りにしても、お寿司屋さん、居酒屋、ラーメン屋さんなど、様々なお店があります。
ポジションとしてはFOH(ホール)、BOH(キッチンなど裏方の仕事)があります。
オーナー、スタッフが必ずしも日本人とは限りませんが、馴染みのあるメニュー、雰囲気の中で働けるのは、ワーホリ初心者にとっては嬉しいポイントかもしれませんね。
私も初めはジャパニーズレストランで働きました。日本人はあまりいない職場で基本的に仕事中も英語でしたが、やはり馴染みのあるメニュー・雰囲気にはとても助けられました。
平均時給
22.70~25.00NZD(2,027~2,232円)
※1NZD=89JPYで計算
※ポジション・経験によって差がある
カフェ
カフェ文化のあるニュージーランドでは、カフェのお仕事も大変人気です。
早朝からオープンしているカフェが多いので勤務時間も必然的に朝早くなりますが、15時前後には終わることが多いので、夕方からの時間をゆっくり使えます。
バリスタの経験などがあればお仕事も決まりやすく、重宝される仕事です。
平均時給
22.70~26.00NZD(2,027~2,321円)
※1NZD=89JPYで計算
※ポジション・経験によって差がある
ホテル(レセプション)
世界各国からゲストが訪れるため、コミュニケーション能力やカスタマースキル、様々なシチュエーションに対応できる力も必要になります。
また、ホテルと言ってもバックパッカーのような格安ホテルから5つ星ホテルまで様々です。
格安ホテルだと比較的ラフな感じで仕事をしている印象です。
平均時給
22.70~25.00NZD(2,027~2,232円)
※1NZD=89JPYで計算
※ポジション・経験によって差がある
クリーナー
主にホテルやモーテル、またはショッピングモールなどの清掃です。
こちらも英語に不安のある方でも始めやすいお仕事の一つです。
宿泊施設だとチェックアウトから次のお客さんのチェックインまでが労働時間になります。
労働時間が比較的短いため、仕事だけでなくもっと遊びたい!という方には良いかもしれません。
平均時給
22.70~23.00NZD(2,027~2,053円)
※1NZD=89JPYで計算
※ポジション・経験によって差がある
ファーム
ニュージーランドでは、多くのファームジョブがあります。
特にキウイやブルーベリー、チェリーのお仕事は大変人気です。野菜もレタスやトマト、ヤム芋など季節によって様々なファームのお仕事があります。
基本的には外でのお仕事になるので、体力勝負となります。
しかし、ニュージーランドの自然を感じながら仕事ができるので大変人気です。
平均時給
22.70~24.00NZD(2,027~2,142円)
※1NZD=89JPYで計算
※歩合制を取り入れているファームもあります。
※ポジション・経験によって差がある
ヘアスタイリスト・ネイリスト
ヘアスタイリストやネイリストとしてニュージーランドで活躍している方はたくさんいらっしゃいます。
日本人のスキルも高く評価される傾向にあり、多少英語が不安でも採用されるかもしれません。
ただ、未経験であれば少し厳しいと思います。
もし、ニュージーランドでこれらの仕事がしたいなら、日本で少し経験を積んだ方が良いです。
平均時給
24.00~26.00NZD(2,142~2,321円)
※1NZD=89JPYで計算
※ポジション・経験によって差がある
工場
工場の勤務は基本的に平日の8.9時スタート、17.18時に終わるので規則正しい生活が送れます。
ニュージーランドで有名なハムやソーセージ、クッキーなどの食品工場での勤務であったり、工場での梱包作業など内容は様々ですが、基本的にきちんと仕事をしていれば音楽を聴いていようと、携帯を触っていようと自由です。(※工場によっては禁止されているところもある)
また、もう少し働きたいという方は夜勤の工場もあるようです。
平均時給
22.70~25.00NZD(2,027~2,232円)
※1NZD=89JPYで計算
※ポジション・経験によって差がある
その他の仕事
上記で挙げたもの以外にもニュージーランドには様々なお仕事があります。
ニュージーランドで職を探す上で、選択肢の中に入れておくと良いお仕事も番外編としてお伝えします。
スポーツ指導
スポーツの指導者、ジムのインストラクターなどスポーツ関連の仕事をしている方もいます。
地元のクラブチームのコーチをしたり、スポーツジムなどで働いたりしています。
語学(日本語)の先生
日本語講師の資格などがあり、尚且つ英語に不安がなければ日本語の先生になることも可能です。
日本語の補習校の先生や、機会があれば現地の高校生や大学生に日本語を教えることもあります。Facebookなどでよく求人が出ています。
ツアーガイド
日本からニュージーランドに来る観光客へのツアーガイドのお仕事もあります。
バスガイドや、自分で車を運転しながら案内するドライバーガイドがあります。
日本人の方に向けてのお仕事なので、英語が不安な方でも問題ありません。
ニュージーランドの魅力を日本の方に伝える仕事なので、非常に魅力的な仕事ですね。
デリバリー配達(Uber eats, Door dash)
日本でもおなじみのデリバリー配達のお仕事は、実はニュージーランドでもできます。
大きな都市(オークランド・ウェリントン・クライストチャーチなど)に限定されますが、アプリを登録すれば、いつからでも誰でもお仕事ができます。
場所によっては車などがあった方が便利ですが、自転車などでもできるので、もし渡航してすぐお仕事が始められるどうか不安な方はアプリを登録しておくのも良いかと思います。
ニュージーランドの働き方
ニュージーランドにも日本と同じように様々な働き方があります。
以下に区分されますので、契約の際にどのような雇用形態、勤務形態なのか、確認しておく必要があります。
フルタイム
フルタイムとは、定められている一定の労働時間働く雇用形態の方のことを言います。
会社によって勤務時間は多少変わりますが、一般的に週30時間~40時間が多いです。
パートタイム
パートタイムは、短時間の労働契約で働く方のことを言います。
労働時間は週2~25時間など契約時に伝えられます。
勤務時間が短いので、仕事と遊びのバランスが取りやすいです。
カジュアル
カジュアル雇用は、契約時給が比較的高い傾向にありますが、基本的に勤務時間は不規則です。
なので、急にシフトが増えたり、急にシフトが全くなくなったりと不安定です。
また、会社側がいつでも雇用契約を解消することができるのも特徴です。
仕事を探す上で大事なポイント
昨今、ワーホリで海外に行く方が多くなっている一方で、自分に合う仕事があまり見つからないなどの声も上がっています。
仕事を探すうえで大切なポイントを押さえておけば自分に合う仕事につけるチャンスが広がると思うので、ぜひ参考にしてください。
経験を活かせるか
ニュージーランドに来て感じたのは、経験が重要ということです。
その仕事の経験がある人が採用されやすい傾向があると感じます。
海外でやりたい仕事があれば、ワーホリ前に日本で少しでも経験を積んでおくのも手かもしれません。
英語力が不安でも日本にもあるショップ(マクドナルドやH&M)で働いた経験を買われて雇われることもあります。
トライアルを利用する
仕事を決める前に、ほとんどの職場がトライアルの場を設けています。
実際に仕事をしてみて、雰囲気や仕事内容が合うかどうかも職場を決めるポイントになります。
初めは、仕事が見つかるか不安で、なんでもやろうという気持ちになると思いますが、ご自身の気持ちも大事にしてください。
なんだか合わないな、自分のやりたい事とは違うなと感じたら、その際にお断りするのも一つの手段だと思います。
最後に
ワーホリで仕事を見つけるのは、簡単ではありません。
異国の地で異国の文化で生活するのですから。
しかし、「無理」な事でもありません。
自分のワーホリに来た目的は何か、どんな仕事がしたいのか、など沢山自問自答をしながら、自分の目指すワーホリ生活を手に入れましょう。
ニュージーランドにこれからワーホリに行かれる方への参考になれば嬉しいです。
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