こんにちは。Kukuです。
突然ですが、
「留学をして、英語力を上げたい!」と思う方は多いのではないでしょうか。
でも、初めての留学でいきなり長期間での留学は不安…
まずは短期で留学してみたい方も多いはずです。
そこで、今回はオーストラリアに2週間留学した私が「2週間での英語力の変化」について主に「リスニング」「スピーキング」に焦点を当ててお伝えしたいと思います。
私の留学プログラム
私は2週間、日本人2人一組になってホームステイをしながら現地の大学に通うという大学のプログラムでオーストラリア留学を経験しました。
同時に参加した人数は職員、学生合わせて20名程度。
基本的に月~金までの平日の日中は現地の大学に行って授業を受け、放課後や土日はホームステイ先の家族と話しながら自由に観光などを行うというものでした。
留学前の英語力
日本の国立大学に通っていた私。
英語は全くできないというわけではありませんでした。
むしろ高校の頃から数学など他の教科と比べても英語は好きな方でした。
私の英語レベルは、
ライティング
→問題が特別難しくない限りは困ることはないレベル
リスニング
→スピードがゆっくりであれば聞き取れるレベル
スピーキング
→本当に簡単な日常会話であれば可能というレベル
留学直前に大学で受けたTOEICの点数は655点。
そこで、なんとなく英語力を上げたい、海外に行ってみたいと思い留学プログラムに参加したのですが・・・
実際に2週間どのように過ごしたかを振り返ってみると少しもったいないこともしていたなと思います。
その点については次のところでお伝えします。
留学先での実際の過ごし方
さて、いざ現地に行ってみてから2週間どのように過ごしたのか。
大学の授業
平日の日中は現地の大学に行き授業に参加しました。
そこでは現地の先生から英語のみを使った授業を受けたり、現地の学生とグループワークに取り組んだり、日本人学生だけのグループでオーストラリアの文化やスポーツなどについてそれぞれ調べて英語での発表を行ったりと様々な活動を行いました。
現地の大学で授業を受けるのは、日本で英語の授業を受けていた時よりも楽しく、とても良い時間になりました。
しかし、振り返ってみてもったいないと思ったことは、
発表に使う資料と原稿は英語で作りましたが、会話のベースはやはり日本語でした。
日本人とは日本語で会話をしていたことは、この後ご紹介するホームステイ先での過ごし方や、その他の時間の過ごし方でも同じことが言えました。
ホームステイ先での過ごし方
まずは、ホームステイの話です。
前述した通り、1ホストファミリーにつき日本人学生が2人ずつお世話になるというものでした。
ホストファミリーに当たり外れがあるというのはよく聞く話ですが、今回はその点についての詳しい話はせず、英語力に関わるところだけお話していきます。
私がお世話になったホストファミリーは、年配のご夫婦の家庭でした。
そこで実際に暮らしていくなかで日常的な会話をする(ちなみにホームステイ先のご夫婦は英語のみ)ことはもちろんですが、一番印象的だったのが夕食後、みんなで1~2時間程食卓に座ったまま会話をする時間があったことです。
オーストラリアの文化に関する事や最近のオーストラリアの社会問題についてなど幅広い分野、内容の話をしてくださいました。私たちがあまり理解していなくても、もちろん日本語への翻訳などはないので、留学したての何日間は急に何の話が始まったのかもわかりませんでした。
ましてや、何か聞かれても全く答えることができず、うなずくことしかできませんでした。
ただ、非常に勉強になる時間で、2週間経つ頃には聞かれたことにすぐ答えるのはまだ難しかったですが、話している内容は理解できるようになってきました。
ここまでは良かったのですが、その後自分の部屋に戻ってからはまた日本人の友達と一緒。
日本語タイムが始まってしまったのです。こうしてホームステイ先でも少しもったいないことをしてしまいました。
大学やホームステイ先以外での過ごし方
最後に、大学やホームステイ先以外での過ごし方についてです。
基本的に自由時間は観光やショッピングに行きました。
ただ、これも日本人の友達との会話は日本語でした。何かを買うときに店員さんと一瞬話すことはありましたが、ほとんど英語を話すことはありませんでした。
以上が2週間の実際の過ごし方です。
留学後の英語力
先ほどお伝えしたような過ごし方で2週間が経過し、帰国後どれぐらい英語力が変化していたか。
TOEICの点数比較
留学後のTOEICの点数は770点。留学前は655点だったので、115点アップでした。
率直な感想としては「思ったより点数が上がった!」です。
留学後、TOEICの対策は特にはしていなかったので、100点以上点数が上がっていたことに少し驚きました。
ただ、TOEICを受けたときに以前よりも英語が聞き取れている感じがしていたので、点数を見て実際聞き取れていたのだとわかりました。
スピーキングの変化
TOEICは主にリスニングの結果になるので、スピーキングについて考えてみると、リスニングほどではありませんがスピーキング力も少しは上がったように思います。
留学後、海外の方と話す場面があったのですが、簡単な日常会話であれば以前よりもすぐに英語が出てきてスムーズに会話ができました。
ですが、少しでも会話が速くなったり難しくなったりすると英語が全然出てこず会話に詰まってしまいます。
2週間で目指すレベルにもよりますが、会話の中でスラスラ英語を話せるようになるのは難しいと思いました。
最後に
今回は、2週間の短期留学での英語力の変化についてお話しました。
結論としては、「2週間でも英語力はある程度上がる」ということです。
しかし、確実に英語力を上げるためには、明確な目標設定とそれを達成するために留学中どのように過ごすかを考えておくことが必要だと思います。
私自身は「なんとなく英語がもっと話せるようになりたいな、海外に行ってみたいな」というぐらいの気持ちで行ったので、具体的な目標がなく、結果として留学中は日本語で話す機会も多くなってしまいました。もう少し具体的な目標を持っていれば、できるだけ英語を話す機会が取れるように過ごしていたと思います。
なんとなく海外に行ってみたいという気持ちで行くのも良いことだと思いますが、英語力を上げるのであれば、できるだけ英語を聞いたり話したりする機会が多い方が良いですし、1人で留学するというのも一つの方法かもしれません。
ただ、英語力をあげることはもちろんですが、その他にも留学先の文化を学べる、現地の食事を楽しめるなど得るものはたくさんあるので、短期間でも留学することは非常におすすめです。
ぜひ、気になる国に行ってみてくださいね。
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