私が1年間留学に行っていたNYでは、恐ろしいほどタバコが高いです。異常です。
お値段は、驚愕の、、、
一箱2,000円ほど。
そんな中で、1日一箱吸う私のNYでのタバコ事情を今回はお話します。
留学前の不測の出来事と禁煙する決意
留学に行く前からタバコの値段が高いということは知っていたので、空港内の免税店でタバコをカートン買いして向かおうと計画していました。
しかし、当時付き合っていた彼女が空港に見送りに来てくれて別れを惜しんでいたらカートンを購入する時間がなくなってしまいました。
仕方なく、バッグの中に入っていた3箱と共にNYへと向かったわけです。
NYに着いてからは、生活に慣れないストレスでめちゃくちゃ吸いました。3箱は、2日でなくなりました。
すべて吸い切った時に
一箱2,000円は馬鹿げてる…
禁煙しよう…
と思いました。実際、NY留学を機にタバコをやめる知人も結構いました。
そして、私の結果は、
1週間で断念。
どうしても吸いたくてたまらなくなり、友達と一緒に高額のタバコに手を出してしまったのです。流石に今まで通り1日一箱はお金がもたなくなるので、一日5本と決めて生活していました。しかし、私は自分に弱く、何かしら理由をつけては、本数を増やしていったのです。
夜中勉強頑張るためにもう一本!
今日の授業全然分からなかったな、気分転換にもう一本!
今日も頑張って生きたからもう一本!
結局、一箱を4日持たせるはずが、2日持たなくなってしまいます。その当時の私は、タバコ代を捻出するために食事を削ったりもしていました。
運命の出会い
そんなある日、たまたま入ったタバコ屋が私を救ってくれました。
スペイン系の方がやっているショップで、私がタバコを購入しようとした時、
「お前日本人?」
「はい!」
「パスポート見せて」
「どうぞ!」
「マジやん、俺日本人好きだからタバコ9ドルでいいよ!」
私が日本人だからという理由だけでタバコを9ドルで売ってくれたのです。9ドルでも日本で考えれば高いのですが、NYの一般的な価格の半額です。
すごい店を見つけたとそこから毎回その店で買うようになりました。家から電車で30分かかりましたが、そんなことはどうでもよかったです。
とにかく安いタバコを求めていたので、、、
またそれから1ヶ月ほど経った頃、ある感情が湧き始めました。
もしかしたらもっと安いお店があるかも知れない…
そうです。私は、非常にがめついです。
それからは、旅です。
Googleマップで、スモーキングショップを探し、スペイン系の方がやっているところに目星をつけて回りまくりました。距離が近いとか遠いとか関係ありません。
サブウェイもフリーパスなので、この旅の交通費はかかっていません。
1ドルでも安いタバコを求めて、雨の日も風の日も向かいました。
このような努力のおかげで、私が見つけた最安値は一箱6ドルです。
ただ注意して欲しい点が一点あります。
それは、安くタバコを購入できたとしても次回行ったときには、値上げしているところもあります。
なので、皆さんも安いところを見つけて喜びを噛み締めるのではなく、日々様々なスモーキングショップに入って調査し続けることが重要です。
高額のタバコが引き起こす小取引
これまで述べたように、NYでは一般的に買えばタバコは高額です。そのことが、新しい取引を生み出します。
一番よくあるのは、タバコ一本1ドルで売ってくれ民です。街でタバコを吸っているとよく通りすがりの人に尋ねられます。
1ドルで売って欲しいという人は、まだ良い方です。時々、無料で欲しいと言ってくるがめつい方もいるのでそういう方達には渡さないようにしましょう。
ちなみに私は、シェアハウスに住んでいた時に夜中家の前で吸っていると髪の長い暗くて怖そうな雰囲気の男性にタバコをくれと言われたことが何回かありました。その時は、渡さないと何かされるのではないかと身の危険を案じ、毎回無料で渡していました。このようにやむを得ないケースはありますが、基本的には無料で貴重なタバコを渡さないようにしましょう。
そのほかには、クラスメイトの韓国人が韓国のタバコワンカートンを50ドルで売ってやると私に持ちかけてきたこともあります。その時は、タバコはマルボロゴールドが吸いたかったので断りました。
また、友達から聞いた話によるとタバコに火をつけて一本吸い切るのではなく、2.3回吸ったらシケモクにして保存し、また吸いたくなったらそれを吸うという人もいるそうです。
タバコを吸う頻度を重視したい方は是非。
まとめ
このようにNYでは、タバコは貴重です。
日本でもタバコの値上げは続いていますが、よくこんな質問をされることがあります。
「タバコがいくらになったらやめる?」
私は、2,000円以上と答えます。
それまでは吸い続けるでしょう。
しかし、皆さんも周知の通り、タバコは体にもよくありません。NYのようなタバコが高い国に行けば、禁煙ができる人もいると思います。みんな必ず禁煙をしようとすると思います。ただ、私の周りは、ほぼ失敗していています。
「高くても吸いたくなる」
これがタバコの怖いところです。
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